根の国にいたのは…

日本神話

根の国についたオオクニヌシ

そこで美しいスセリビメに出会い、恋に落ちます。

そして結婚。

(おい待て待て。因幡に置いてきたヤガミヒメは?!?!)

家に戻り、父神に

「とっても素敵な神様に出会いましたの。(で、結婚しました!)」

と伝えるスセリビメ

なんとその父神、高天原を追放され、八岐大蛇を退治した、スサノオだったのです!

『清々しいから須賀!』とかいって宮を建てて暮らしてると思いきや、

スサノオのオロチ退治
地上に降りたスサノオそしてスサノオ、ついに地上に舞い降ります。降りた場所は出雲の国(現在の島根県)の斐伊川上流です。ふと川を見ると、川の上流から『箸』が流れてきました。「箸が流れてくるってことは、誰...

母がいる(と思っている)根の国にいましたね、スサノオ。

古事記に母神であるイザナミの話は出てきませんので、

結局黄泉の国と根の国は違う世界なのかもしれません。

ともかくも、母恋しさは収まってなかったようです。

スサノオとオオクニヌシ

スサノオオオクニヌシを招き入れますが、そりゃもう不機嫌も不機嫌。

スサノオ『今日はここに泊まって行けよ』

そう言って案内したのは、なんと蛇の間。

寝るどころではありません。

しかし、妻であるスセリビメがこっそり手助け。

オオクニヌシに、『比礼(ひれ)』という不思議な布を渡します。

比礼を三回振ると、蛇はすっかり鎮まり、

オオクニヌシはぐっすりと眠ることができました。

ところが次の日は、ムカデと蜂がうじゃうじゃいる部屋で寝るように言われます

しかし再び、ムカデと蜂用の比礼をスセリビメからもらい、またゆっくりと眠ることができました。

まだまだ続く試練

まだまだスサノオの試練は続きます。

今度は、『鳴鏑(なりかぶら)』という矢を野原に射て、それを拾ってこいと言います。

オオクニヌシが野原に入ると、なんとスサノオは野に火を放ちます

野原は瞬く間に火の海に。

スサノオ、やりすぎ

火に囲まれ、オオクニヌシが途方に暮れていると、足元に一匹のネズミが現れます。

「内はほらほら、外はずぶずぶ〜」

と言いながら、地面を踏みならします。

オオクニヌシ「内側は空洞、出入口がすぼまっている…??」

「はっ!!地面に穴があるのか!?!?」

オオクニヌシが地面を踏むと、地面に穴が開きました。

穴の中に隠れているうちに火は通り過ぎ、またもやオオクニヌシは一命を取り止めました。

しかもこのネズミ、スサノオが放った鳴鏑を持ってきてくれました。

どうやらネズミの子が、鳴鏑の羽を齧って遊んでいたのだそうです。

焼け野原を見たスサノオスセリビメ

さすがにオオクニヌシは死んでしまったと思い、葬式の準備を始めました。

ところがどうでしょう!

焼け野原に目をやると、そこには鳴鏑を手に凛々しく立つオオクニヌシの姿が!

めでたしめでたし…

とはならないのが、スサノオがらみ。

この続きは、また次回。

注)

わかりやすいように、ずっと『オオクニヌシ』と書いてますが、

ここまで彼の名は『オオアナムジ』と呼ばれていました。

次回、彼が『オオクニヌシ』と呼ばれるに至るお話もございます

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